2019年02月28日

火星旅行のような長期間の宇宙旅行でがんになる可能性

火星旅行のような長期間の宇宙旅行でがんになる可能性
宇宙旅行


火星旅行のように長期間の宇宙旅行でがんになる可能性があると、NASAの関連期間が発表していたそうで、宇宙に長期間滞在することで宇宙線を浴び続ける事が原因でがんになる可能性が高まるのではないかとのことです。

日本人の月旅行が発表される等、宇宙への旅がいろいろと話題になっていましたが、短期間で往復できる月ならば、多量の宇宙船を浴びないであまり問題がないようですが、この先計画されている火星旅行のような移動だけで数ヶ月必要となる場合ですと、宇宙線を長期に渡って浴び続けることになり、胃や腸等がダメージを受けてがんになる可能性があるのだそうです。

これは宇宙線を疑似的に再現してマウスを使った動物実験で確認されたそうで、放射線によって受けた消化器官のダメージを治療する方法は、これから研究をしなければならないようですし、完全に宇宙線から保護する構造の宇宙船も今のところ開発することが難しそうです。

人類が宇宙へ飛び出してからもう何十年もたっていますが、長期の宇宙旅行をしようとするならば、克服しなければならない問題がまだまだあるようです。

ただ、宇宙旅行する際の問題点となりそうなことをあらかじめ分かっていれば、当然それを克服する新たな技術の開発をしようとするはずですし、もしかしたらかなりの時間がかかってしまうかもしれませんが、宇宙線への対応ができないうちは、火星旅行のような長期間の宇宙旅行は実行されないのかもしれません。



Posted by あれれ at 16:25